日本でも、ようやく〝ピシン〟という飲み方が市民権を得たように思えます。ピシン(Piscine)とは、フランス語で「プール」を意味し、シャンパーニュに氷を入れて楽しむことです。
難点は時間が経つにつれ濃度が薄くなり、おいしさが失われることでしたが、最近では〝ピシン〟専用に開発されたシャンパーニュも各メゾンから提供されています。その代表が、《モエ エ シャンドン/アイス アンペリアル》。ホワイトを基調としたデザインは、見た目も涼しげで、リゾート気分を高めてくれます。
そこで今回は、私流の〝ピシン〟の3つの楽しみ方を伝授いたします。
その1:【フルートグラスよりも、大きなふくらみのあるグラス】
大きなふくらみのあるグラスに比べて、フルートグラスだと、香りが広がりません。《アイス アンペリアル》特有のマンゴー、パッションフルーツ、ハイビスカスなど、とてもはなやかな南国を想わせる香りをより引き出すという点では、フルートグラスでは分が悪いのです。
その2:【プラスチックよりも、クリスタル製】
.
どのリゾートホテルでも、プールサイドではプラスチック製のグラスが多く提供されますが、どうしても口元に触れたときに違和感やストレスを感じてしまいます。クリスタル製の魅力はなんといっても口当たりのよさ。やはりシャンパーニュは〝ガラス〟にこだわりたいです。
その3:【クラッシュアイスよりも、大きなロックアイス】
モエ・エ・シャンドン社はクラッシュアイスを推奨しているようですが、私は断然大きなロックアイス派です。ロックアイスよりも、クラッシュアイスのほうが表面積が大きいため、プールサイドでは氷が早く溶けてしまいます。水っぽくなるのを防ぐためにも、大きなロックアイスがオススメです。
これから夏本番。プールサイドでシャンパーニュを楽しむ機会があれば、ぜひ(1)大きなふくらみのある(2)クリスタル製のグラスで(3)大きなロックアイスを入れて、〝ピシン〟をお試しくださいね👙🍾✨