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私の超オススメワインをご紹介します🥂🍷✨

〝苦み〟を制するものが、シャンパーニュを制す🍾

なんといってもシャンパーニュの奥深さは、上質な苦味にあります。それはカヴァやスプマンテとはまったく異なる次元の苦み。〝苦み〟を制するものが、シャンパーニュを制すといっても過言ではないかもしれません。

 

とくにリザーブワインを40%も使用し、NVでも3年熟成という贅沢な《シャルル・エドシック/ブリュット・レゼルヴ》の苦みは強烈です。口に含むたびに、怒濤のように分厚い苦味が押し寄せてきます。冒険家でもあり、起業家でもあるエドシックの男性的で紳士な姿は、厚みや泡立ちの力強さだけでなく、この〝苦み〟からも感じとることができます。

 

その上質な苦みをより〝楽しむ〟ために合わせたのは、『イトヨリ(白身魚)のブールブラン』です。

 

〝ブールブランソース〟とはバターを乳化させた、まろやかなソースのこと。淡泊な白身魚もコクがまし、濃厚な味わいに変化します。シャルル・エドシックの《ブリュット・レゼルヴ》はイトヨリ&バターソースをやさしく包みながら、芳ばしくローストされたピスタチの香りが立ち上がります。余韻にまで残るほどのビターな風味は、まるでエンダイブ(西洋の葉野菜)のサラダを一緒にいただいているかのよう。常にそっとよりそいながら、〝苦み〟というエッセンスで個々の魅力を引き出すのがエドシック流です。

 

男らしさの中に秘めたシャルル・エドシックの包容力に恋した女性はどれほどいたのでしょうか。〝苦み〟を制するものが、恋もシャンパーニュも制するのかもしれませんね☺️🥂

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