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私の超オススメワインをご紹介します🥂🍷✨

👑女王が愛したシャンパーニュ🍾

「英国ヴィクトリア女王と、エドワード7世はこのシャンパーニュしか飲まなかった」

 

という逸話がのこる偉大なシャンパーニュ《ジョセフ・ペリエ/キュヴェ ロワイヤル》。当時、王室より授かった〝ロワイヤル〟の名は、いまでもエチケットに表記されています。

 

光かがやくゴールドカラーと、完熟桃をシナモンでフランベしたようなリッチな芳香。はつらつピュアな味わいの中にも、品ある旨みとコク、そして酵母の豊かな風味をつよく感じます。

 

そんな《ジョセフ・ペリエ/キュヴェ ロワイヤル》には、極上の〝黒豚肉〟を合わせたいものです。白身では淡白すぎて、またジビエでは獣臭が《ジョセフ・ペリエ》のエレガントさを損ないかねません。黒豚は臭みが少なく身質もやわらか、旨みの質は他の豚を抜きん出ています。

 

今回いただいたのは沖縄のブランド黒豚、〝やんばる島豚あぐー〟。旨み成分を多くふくむ琉球在来種アグー豚と、ロースにサシ(霜降り)が入りやすいデュロック種、赤身がきめ細やかなバークシャー黒豚の3種が交配された高級豚です。旨みだけでなく、上質な〝脂の甘み〟も、このあぐー豚の魅力です。

 

ロース肉はとくにやわらかく、きめ細やかな繊維から、旨みの凝縮した肉汁があふれます。サクサクと歯切れのよい脂身は、やさしい甘みをかもし出し、まるで、芳醇な《ジョセフ・ペリエ/キュヴェ ロワイヤル》と肉の旨みをつなぎ合わせてくれるかのよう...その心地よい甘みと、エレガントで深みのある余韻に、このうえない幸せを感じるのでした。

 

〝太陽の沈まない国〟といわれた大英帝国を63年7ヶ月にもわたり、治め続けたヴィクトリア女王。彼女もこの《ジョセフ・ペリエ/キュヴェ ロワイヤル》には心をゆるし、癒しと至福のひとときを過ごしていたのかと思うと、美味しさもひとしお、感慨深く感じます。

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