創業わずか40年で、生産量フランス第一位となった「ニコラフィアット」。グラン・メゾンならではの、キュヴェの多さが特徴です。定番の《ブルーラベル》と《ホワイトラベル》の違いは一年ほど熟成期間が異なるだけです。《ブルーラベル》《ホワイトラベル》ともに、淡いゴールドカラー。ほのかに蜂蜜トーストの香りを放ちます。交互に飲み比べても、香りや風味の違いはわかりにくいのですが、この微差に気づかせてくれる〝引き立て役〟が豆腐です。
とりわけ〝十勝(とかち)〟の恵みを生かした有機栽培の丸大豆と天然のにがりだけでつくる豆腐をいただくと、《ブルーラベル》には〝甘み〟が、《ホワイトラベル》には〝苦味〟が、浮かびあがるから不思議です。同じような香りや風味をもつ料理と合わせると、それらと呼応するかのごとく、潜在的なシャンパーニュの特徴が何倍にもなってふくらむのかもしれませんね🍾🥂