未知なるマリアージュの世界へようこそ!

私の超オススメワインをご紹介します🥂🍷✨

🍇フルーツとしてのぶどうとワイン用のぶどう🍷

「ぶどうの王様〝巨峰〟から、ワインはつくれるの?」

 

ワインに興味をもちはじめて間もないころ、そんな素朴な疑問がふと頭をよぎりました。

 

ワインづくりには糖度の高いぶどうが不可欠です。ぶどうに糖分が多く含まれていないと、酵母菌が糖分を分解できず、うまくアルコール発酵が進まないからです。それなら、ジューシーで甘い〝巨峰〟でワインをつくったら、「さぞかしおいしいに違いない!」と単純に思ったのです。

 

ところがワインを学ぶにつれ、〝巨峰〟はワインには適さないということがわかりました。巨峰の糖度はおよそ16~18度。しかしワイン用のぶどうは、20度を超える高い糖分が求められるのです。つまり〝巨峰〟では、全然糖度が足りないのですね。

 

そんなことを思い出しながら、レモネードでさわやかに喉をうるおした後、〝巨峰〟とデラウェアを食べ比べてみると、あらためてその糖度の違いを実感します。当然ながら、糖度20~23度もあるデラウェアの方が圧倒的に甘いのです。

 

「だから、デラウェアでつくられたワインは多く、〝巨峰〟を品種とするワインは極端に少ないのね…」ともの思いにふける私なのでした☺️

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