あさりの白ワイン蒸し、お酒に合いますよね😊
ムール貝には「ボーロワ・シャブリ」。あさりには「レフルノー・シャブリ」が私の持論です。
シャブリ地区のレイ村に位置する〝レ・フルノー〟は南西向きの小さなクリマですが、とても個性的なワインを生み出します。なかでも、あさりの白ワイン蒸しには、サミュエル・ビローという造り手の《シャブリ1erクリュ レフルノー 2015》がオススメです。
《レ フルノー 2015》の特徴は、なんといっても〝香草感〟です。グレープフルーツの外皮、セロリの葉をベースに、ミントやバジル、大葉などのハーブが何層にも重なり合って、刈取ったばかりのまだ青々とした干し草や薬草のような厚みある複雑味が楽しめます。
隠し味として、あさりの白ワイン蒸しには、普通のバターではなく香草バターを入れるのが私流。バターと《レ フルノー 2015》の2つの〝香草感〟が合わさると、旨味の相乗効果であさりの白ワイン蒸しがより深みあるおいしさへと昇華してくれることが、なによりうれしい点です。
あさりの白ワイン蒸しには〝香草感〟。頭の片隅にとめておいてくださいね😉✨