未知なるマリアージュの世界へようこそ!

私の超オススメワインをご紹介します🥂🍷✨

🍣鮨ネタとシャンパーニュの色を合わせる

鮨とシャンパーニュ(鮨シャン)。舌鼓を打つ贅沢なひとときです。いつもご紹介していますが、鮨ネタとシャンパーニュの色を合わせることを、私は〝黄金の方程式〟と呼んでいます。シャンパーニュには「白」と「ロゼ」の二種類が存在します。タイやヒラメなどの白身魚には「白」のシャンパーニュを、赤身や色の濃い食材には「ロゼ」のシャンパーニュを合わせると、あらためて相性の良さを実感するはずです。

 

その際、同じ造り手の「白」と「ロゼ」を同時に比較しながらいただくと「鮨シャン」の楽しさは格段に広がります。泡の出方にしても、余韻の長さにしても、多くの共通点を見いだすことができ、その造り手の一貫した考え方や価値観にも気づくことができます。

 

そこで、洗練された上質な空間(鮨の名店)には、1761年創業の老舗メゾンG.H.マムがオススメです。数あるロゼ・シャンパーニュのなかでも《マム・ロゼ》は、ロゼとしてはめずらしく輝きのあるオレンジカラーで、なんとも幻想的な雰囲気を醸し出します。この美しい琥珀色を眺めているだけで、私は心が満たされます。

 

とくにウニとのマリアージュは、マムの素晴らしさが顕著にあらわれます。濃いオレンジ色のバフンウニには《マム・ロゼ》。マム・ロゼの厚みのある複雑味に加えて、〝磯の香り〟が、濃厚なバフンウニのアクセントとなり、深海のように深い味わいが生まれます。一方、淡い黄色のムラサキウニには白の《コルドン・ルージュ・ブリュット》。さわやかな酸味とほのかに香るライムが、淡白なウニの旨みを引き立ててくれます。

 

鮨ネタに合わせて「白」と「ロゼ」を飲み比べる楽しさは、一度体験したらやみつきになります。ぜひお試しください🥂🍣✨

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