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私の超オススメワインをご紹介します🥂🍷✨

「板ウニ」のおいしい食べ方😋

〝スタキュヴェ〟と〝熟成キュヴェ〟があれば、「板ウニ」をいっそうおいしく食べることができます。〝スタキュヴェ〟とは、リリース期間中のスタンダード・キュヴェのシャンパーニュのことであり、〝熟成キュヴェ〟とはリリース終了後20年以上経過しているノン・ヴィンテージのシャンパーニュのことと〝わたし〟は定義しています。キュヴェ(Cuvee)とは、アッサンブラージュ(いくつかのぶどう品種がブレンド)されたシャンパーニュを意味します。

 

とりわけ、淡路島産のムラサキウニにオススメなのが、パイパー・エドシックというシャンパーニュです。このシャンパーニュの特徴は、〝スタキュヴェ〟と〝熟成キュヴェ〟のコントラストが見事な点です。簡単にいえば、〝スタキュヴェ〟は泡立ちが強く、フレッシュ。ところが〝熟成キュヴェ〟は泡立ちがやさしく、フルーティー。対照的なのです。

 

それでは僭越ながら、一度で三度と楽しめる「板ウニ」の召し上がり方を伝授します。ひとくち目は、まずシンプルにそのまま食します。さわやかな磯の香りと、とろけるような濃厚な甘みが口の中いっぱいに広がります。

 

うに本来の素材の風味を堪能したのちは、《キュヴェ・ブリュット》と合わせます。二度目のおいしさが訪れる瞬間です。パイパーの〝スタキュヴェ〟なら、100以上のクリュ、10ヴィンテージ以上のリザーブワインがブレンドされているため、実際のドザージュ(加糖)よりも、果実の甘みと複雑な苦味が強く感じられます。そのため、柑橘系の果物を口に含んだかのように、いきいきとした酸がのど越しだけでなく、鼻から抜けるウニの香りを助長してくれるのです。

 

三度目のおいしさは〝熟成キュヴェ〟を合わせたときです。今回は《ジャンポールゴルチェ・スペシャル・キュヴェ》。コラボ商品として、1999年に限定販売された稀少品です。ごくごく微細な泡を立て、黄金の光を放ちますが、これほどのまるみと深みがある熟成感はほかではなかなか味わえません。さすが〝幻のシャンパーニュ〟、おそるべしです。熟成梅酢とオロロソ・シェリーのフロール香が鼻腔をくすぐり、蜂蜜をかけたアーモンドのようなコクのある味わい、焦がしたカラメルのような甘さがうにの濃厚な甘みと驚くほど重なり合うのです。

 

淡路島産のムラサキウニには、《パイパー・エドシック》。板ウニの魅力をあますことなく堪能するには、パイパーの〝スタキュヴェ〟と〝熟成キュヴェ〟でお楽しみくださいね🥂🍾

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