未知なるマリアージュの世界へようこそ!

私の超オススメワインをご紹介します🥂🍷✨

創作中華には、ドゥミ・セック🍴

創作中華は辛口より甘口シャンパーニュのほうが合うと私は思っています。なかでもドゥミ・セックがオススメ。ドゥミ・セックとは、中甘口のシャンパーニュのことです。中華全般にみられる甘辛いコクと、ドゥミ・セックのコクとが折り重なるように融合するからです。キリッとドライなものより、まろやかな甘みテイストの方が、山椒(さんしょ)や八角(はっかく)などのスパイス香も生きてきます。


ドゥミ・セックの甘みは、ドザージュ(補糖)によるものですが、これをぶどう本来の甘みではないかと錯覚させるのが《G.H.マム・ドゥミ・セック》。貴腐ワインのように、上質な甘みをひきたてるぶどうの酸味が絶妙なバランスで残存していて、中華とはひときわ好相性です。紹興酒に砂糖漬けの干し梅を入れるのと、通じるところがあります。


今回は京鴨よだれ鶏とのマリアージュ🦆《マム・ドゥミ・セック》の、焼きたてメープルワッフルのような芳香と、パリッと焼けた皮目の芳しさが、おおいに食欲をそそります。花椒(かしょう)みそのピリッとした甘辛さは、高級干しぶどうのようなマムの甘みと、しっとり肉汁に満ちた鴨の旨みとを繋ぎ合わせ、パクチーだれが、そのふたつの余韻をいつまでも、すがすがしく響かせてくれるのです🌱


さらにコンルドン・ルージュ・ブリュット(辛口)と比較しながらいただくと、よりいっそう中華マリアージュの奥深さを楽しめます🥂🍴✨

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