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私の超オススメワインをご紹介します🥂🍷✨

極辛口のシャンパーニュで楽しむ、ウニの食べ比べ

「ウニ」とひとくちに言っても種類、採取場所、季節などにより、その味わいは多用性をもちます。複数の種類を食べ比べ、自分の好みを見つけるというのもウニの楽しみ方のひとつでしょう。


その際、〝極辛口〟のシャンパーニュを合わせることをお勧めします。ウニ独特の甘みをより濃厚に感じとることができ、味わいの微差も際立つからです。さらに、ウニの色に合わせてロゼと白のシャンパーニュを変えていただくと、そのマリアージュは一層深みをまします。今回に関していうと、濃いオレンジ色のエゾバフンウニには《アレクサンドル・プネ/エクストラ・ブリュット》のロゼ、淡い黄色の福島県藍島(あいのしま)産や淡路島由来(ゆら)の赤ウニには白、という合わせ方です。


複雑で厚みあるロゼは、剣山(花留め)が舌にのっかるような刺激とともに、広がる酸が特徴的。エゾバフンウニの凝縮感がありつつ、すっと抜けるような濃厚な甘味が舌に重なるように染み入ります。一方、ブリオッシュ風味が際立つ白。クリーミーさのなかにサワークリームのような爽やかさも兼ね備え、すっきりとした甘みの由良の赤ウニを引き立てます。


一年を通し市場に出回っているウニも、旬の漁場は2週間ほどで移行します。数あるウニの産地食べ比べを、ぜひ極辛口のシャンパーニュとともにお楽しみください🥂

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