日本のジビエ(野生の鳥獣)といえば、シカとイノシシ。シカは脂肪の少ないあっさりとした赤身であるのに対し、イノシシは濃厚な甘味をていする脂身が魅力。
そんなイノシシに熟成したブルゴーニュ・ルージュを合わせるのもおすすめです。乳酸発酵したような独特のコクが、肉の甘みを増幅させます。
今回は、奈良は吉野のイノシシと《ルイ・ジャド/ジュヴレ・シャンベルタン1996》。腐葉土、タバコ、なめし皮といった熟成香を放ちつつ、果実味や酸にはいまだ若さと力づよさを覚えます。ジビエならではの野性味にも負けず、とろける脂の甘味と融合します。
2018年より「国産ジビエ認証制度」がはじまっています。安心でおいしい日本の猪(しし)肉。ぜひワインとともにお楽しみください🍷🍴✨