数あるチーズのなかで、もっともポピュラーなひとつが「クリームチーズ」。(生)クリームに牛乳を混ぜて乳酸発酵させたもの。フレッシュでクリーミーな味わいが特徴です。
なかでも逸品なのが、宮城県の蔵王チーズ。酪農から手掛けるチーズづくりで、原材料には絞りたての牛乳が使用されます。大自然の恵みを享けた牛乳は、フレッシュ感はもちろん、ミルクのやさしい甘味とコクをチーズに付与します。
そんな蔵王チーズにはピノ・ノワールの名手《ジャニソン》のシャンパーニュがオススメ。ピノ・ノワールの銘醸地ヴェルズネ村に居を構え、「フィネス」と「エレガンス」をポリシーに掲げます。それを象徴する美しいフォルムのボトルは、当主マニュエル氏がみずからデザインしたもの。しなやかさと凛とした力強さを感じさせる曲線美です。今回は、シックなパープルラベルが魅了的な《ブリュット・トラディシオン》。圧倒的な厚みとコクでチーズに深みを与え、繊細かつ芯の通った酸が蔵王チーズの美味しさを際立たせます。
クリームチーズは熟成させないのでクセがなく、様々な食材と好相性なのもうれしい点。生ハムとあわせた「生春巻き」や、刻んだ奈良漬けを混ぜこんだ「ディップ」などを前菜に、ジャニソンといただくのがわたし流の楽しみ方です🥂✨