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私の超オススメワインをご紹介します🥂🍷✨

肉の塊の喰らい方

メニューに「肉の塊」をみつけると、おもわず注文してしまうわたし。塊調理では、肉汁が中にとじこめられるので、旨みが逃げません。きょうは、わたしなりの「肉の塊の喰らい方」をご紹介します。

 

【その一】焼き方はレア
とりわけ分厚い肉の場合、火が入るほど固くなりがちです。その点レアだと、肉そのものの味が楽しめるうえに、やわらかさとジューシーさの両方を味わえます。

 

【その二】野菜はあとで
ナイフをいれるその瞬間が、おいしさのピーク。わずかとはいえ、皿のうえでも加熱が進行します。冷めてしまうなど言語道断。つけ合わせの野菜は、肉を完食してからいただきます。

【その三】凝縮感とエレガンスを兼ね備えたワインと楽しむ


肉の旨みに負けない、凝縮感。それでいて「主役は肉」とわきまえた、上品かつエレガントなワインが最適です。いうなれば、熟成したラドワのようなワインです。

 

なかでも、《カシャ・オキダン》はオススメ。ぶどう農家から転じ、いまでは醸造・瓶詰め・出荷、すべてを担うドメーヌです。はなやかに木苺かおる《ラドワ・レ・マンドンヌ2006》は、15年の歳月を微塵も感じさせない、濃厚な色と果実味。「イチボ肉」の塊を支えるようにより添い、エレガントな酸が余韻ながく、肉の旨味をひきたてます。

 

巷では「肉の塊はダイエットに効果的」という流言も。そんなことを自分にいい聞かせながら、今夜もつい食べ過ぎてしまいます🍴🍷✨

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