ハモの旬は夏から秋。走りの「夏ハモ」と名ごりの「秋ハモ」とでは、身の厚みや脂ののりなどがことなります。
あっさりとした「夏ハモ」には《ポメリー》がおすすめ。ブリュット（辛口）シャンパーニュの先駆者ならではのエレガントな酸。上品なハモをひきたてます。ハモをさっぱりといただきたい方は、〝梅肉〟を添えて《ブリュット・ロワイヤル》とともに。さわやかな梅と、フレッシュな桃をおもわせる風味は相性抜群です。また、より深みあるハモの旨味を堪能したいという方には、〝炙り〟と《ミレジメ・グランクリュ 2006》がおすすめ。エレガントな酸にくわえ、厚みとコクが数段ましたミレジメ2006。底からわきあがるような力づよい旨味は、炙りハモの芳ばしい香味とじつによく調和します。
ハモだけでなく、春の「初がつお」と秋の「戻りがつお」のように、季節によって風味がことなる魚種は少なくありません。その味わいに応じて、あわせるワインをチェンジすることこそ、マリアージュの真骨頂といえます。旬の食材にふれ、季節を感じることができる日本にうまれて幸せです🌸🌻🍁❄️
