2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ブルゴーニュの数あるドメーヌのなかで、ここ数年、周囲も驚くほどの急成長を遂げたのが《ドメーヌ・アルロー》。 三代目シプリアン・アルローのワイン造りでは、農薬や酸化防止剤を極力ひかえ、ぶどう本来のポテンシャルを最大限に引き出すことが一番のこだ…
《アンリ・ド・ヴェルレーヌ》というシャンパーニュの特徴は、空気に触れた後の〝進化〟のはやさで、おもしろいほど味が刻々と変化することです。それゆえ、一杯で二度のおいしさを享受できる点が魅力です。 一度目のおいしさは、グラスに注いだ瞬間。抜栓直…
串カツによりそう逸品といえば、レモン。揚げたて熱々の串カツにたっぷりのレモン汁をかけてほおばる…幸せの瞬間です。 ピュアな酸味が引き立つシャンパーニュこそ、串カツとの相性が抜群に際立ちます。私のイチオシは《アンリオ・ブリュット・スーヴェラン…
鮨とシャンパーニュ(鮨シャン)。舌鼓を打つ贅沢なひとときです。いつもご紹介していますが、鮨ネタとシャンパーニュの色を合わせることを、私は〝黄金の方程式〟と呼んでいます。シャンパーニュには「白」と「ロゼ」の二種類が存在します。タイやヒラメな…
新社会人へ贈るシャンパーニュ。それはずばり《ボワゼル》です。 ボワゼルの魅力は、いつまでも続くフレッシュ感。20年越しのNV(ノン・ヴィンテージ)でも、ガス圧、味わいともに目をみはるエネルギッシュさ。抜栓のたびに驚かされます。 創業から185年間に…
口に入れた瞬間とろける〝くちどけ感〟こそ、霜ふり極上ローストビーフの最大の魅力です。さらに《ガティノワ・ブリュット》というシャンパーニュと合わせることで、とろけるような〝くちどけ感〟がよりいっそう楽しめます。 最高品質のアイ村産ピノ・ノワー…
きめ細やかな泡立ちや色合いなど、美しさを〝目〟で楽しむことができるのが、シャンパーニュの魅力のひとつです。 なかでも、とりわけ美しい淡黄色(たんこうしょく)を放つのが、ギィ・チボーという造り手の《ブリュット・グランクリュ》です。息を吞むよう…
結婚が決まった友人へのお祝いは《ティエノ・ブリュット》と決めています。きらびやかなシャイニーレッドが祝いの席をはなやかに飾ってくれるだけでなく、《ティエノ》はとりわけ〝家族の絆〟を重んじるメゾンだからです。 ティエノはクルティエ(ワイン仲買…
〝ジビエ〟と相性の良いシャンパーニュを選べば、ワインのある生活はさらに楽しくなります。ジビエとは野鳥獣の料理のこと。自然界をかけ巡り、野生の動植物を食べて育ったその身質は、筋肉質で独特の風味が特徴です。そのなかで、鶉(うずら)は柔らかくク…