未知なるマリアージュの世界へようこそ!

私の超オススメワインをご紹介します🥂🍷✨

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

もしも、シャブリが「白亜紀」だったら…

おなじシャルドネでも、他のブルゴーニュと一線を画す存在が「シャブリ」。主たる特徴は土壌にあります。シャブリ地区はジュラ紀に堆積したキンメリジャン地層。牡蠣の化石をおおくふくみ、独特のミネラル感をワインに付与します。 こんやは《ドメーヌ・ジョ…

樽づかいの妙技

おなじ銘柄のことなるヴィンテージを比較する、垂直のみ。こんやは《ジェシオム/サントネ・プルミエクリュ〝レ・グラビエール〟》の2013年と2016年。とりわけ興味ぶかいのは、《2013》は前オーナー、《2016》は現オーナーがてがけたヴィンテージという点で…

ボウルの大きなワイングラス

「熟成」とは、ワインの香りや味にあらたな価値をもたらすこと。一般的に赤ワインは、空気にふれるとまろやかになります。 そんな「熟成」に効果的なのが、ボウルの大きなワイングラスの活用。ワインをひらかせる〝デキャンタージュ〟のはたらきをするからで…

シャンパーニュ入門

シャンパーニュはおもに三品種からつくられます。エレガントな酸の「シャルドネ」、コクを付与する「ピノ・ノワール」、瑞々しい果実味の「ピノ・ムニエ」です。 こんやセレクトしたのは、コート・デ・バールの生産者《アンリ・ブラン/ブランズ》。ピノ・ム…

〝中国〟のナパ・バレー

「ナパ・バレー」は、だれもがしるアメリカワインの名産地。そんなナパ・バレーに匹敵する、〝中国〟の銘醸地が「寧夏(ねいか)」。西北地区に位置し、さっこん世界中から注目をあつめています。 なかでも《ル・シズィエム・エレマン》はとりわけ秀逸なワイ…

ろばた焼きでビジネス会食

鮨店のつくりは〝カウンター〟が特徴。対して、ろばた焼きは〝いろり〟がシンボル。中央のいろりで店主が食材を焼き、それを囲みながら料理をいただきます。 こんやは《パスカル・アグラパール/7クリュ》で楽しむ、ろばた焼き。グランクリュをふくむ、7つの…