2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧
ブルゴーニュといえば、白はシャルドネ、赤はピノ・ノワール種。これら単一品種のワインで、とくに重要となるのが「村」です。およそ50の村々に固有のテロワール(気候、地形、地質)があり、それがワインの個性を形づくっているからです。 コート・ド・ニュ…
現在リリース中のローランペリエNVと1980年代のローランペリエNV。並べると、後光を放つかのように壮観です。NVとはノン・ヴィンテージシャンパーニュのこと。ローランペリNVは1950年以降、およそ10回ほどの「エチケット」のデザイン変更が行われて…
テロワールはさまざまな名産品を育みます。テロワールとは、ワインの味わいの決め手となる、土壌や地形、気候、風土などぶどう畑を取り巻く環境のこと。ワインだけでなく、食材のテロワールも意識すると、マリアージュの見識をさらに深めることができます。 …
一般的には、シャンパーニュに使用されるぶどうの品種は3種類。 白ぶどうのシャルドネと黒ぶどうのピノ・ノワール、ピノ・ ムニエです。なかでも、白ぶどうだけでつくられるものは「ブラン・ド・ブラン」、黒ブドウだけでつくられるのが「ブラン・ド・ノワ…
「燻製」の香りと「シャンパーニュ」の香り。食欲をそそるのはなぜでしょうか。それは、どちらも先人の知恵と工夫がつまった香りだからです。 「燻製」の歴史は、人類が狩りをしていた時代までさかのぼります。食料の生肉(魚)を少しでも長持ちさせるために…
黒ぶどうだけでつくられた〝ブラン・ド・ノワール〟のシャンパーニュは、ピノ・ノワール100%、もしくはピノ・ノワール&ピノ・ムニエのブレンドものが99%以上をしめます。そのなかで《ロジャー・バルニエ》は〝ピノ・ムニエ100%〟のシャンパーニュを手がける…
ワインと合わせるのがむずかしい料理、それはカレーです。それゆえ、ワイン仲間が集まると、よく「カレーにはどんなワインを合わせるべきか」談義に花が咲きます。 カレーの〝引き立て役〟としてレーズンが存在感を示すように、思いのほかカレーと甘口ワイン…