未知なるマリアージュの世界へようこそ!

私の超オススメワインをご紹介します🥂🍷✨

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

〝少女〟と〝女性〟のはざま

フランス語の「Mademoiselle(マドゥモアゼル)」とは、英語の「Miss(ミス)」に相当する未婚女性の敬称。〝お嬢さん〟を意味するDemoiselle(ドゥモアゼル)が語源となっています。 この名を冠したシャンパーニュが《ドゥモアゼル・テート・ド・キュヴェ》…

日本一の鹿児島黒牛

「全国和牛能力共進会」とは、5年に一度開催される和牛の品評会のこと。〝和牛のオリンピック〟とよばれ、各道府県が自慢のブランド牛をひっさげ、勝負に挑みます。 その2017年大会で、500を超える銘牛を抑え優勝したのが「鹿児島黒牛」。それまで芳しくない…

ボルドーのふたつの品種

ブルゴーニュとならび、フランスの二大銘醸地であるボルドー地方。赤ワインは「カベルネ・ソーヴィニヨン」主体と「メルロー」主体、の大きく二つに分類されます。 ボルドーを流れる河川の、上流側からみた〝左岸〟がカベルネ・ソーヴィニヨンの名地。(オー…

メゾンの威信をかけて

F1(エフワン)といえば、表彰式のシャンパン・ファイト。おなじみの豪華絢爛なパフォーマンスで、シャンパーニュ普及の一端を担ってきたともいえるでしょう。 おなじく〝シャンパン・アンバサダー〟として、わたしが注目しているのがサッカー。競技人口2億5…

〝王様〟も歳を重ねると丸くなる

「ワインの王」と称されるのが、イタリアのバローロ。ネッビオーロ種100%の濃厚な味わいに、まさに王の名にふさわしい威厳を感じます。 このバローロの長期熟成にこだわるのが《ジャコモ・ボルゴーニョ》。1761年創業のピエモンテ州最古の生産者です。巨大な…

〝料理の変化〟に着目する

冷製のローストビーフ、「コールド・ビーフ」。なかでも極上サーロインのコールド・ビーフは、異なるテイストのワインでいただくのがわたし流。温度が上がるにつれサシの脂が溶けだし、肉の味わいが変化するからです。 たとえば、1994年の「バルバレスコ」と…