未知なるマリアージュの世界へようこそ!

私の超オススメワインをご紹介します🥂🍷✨

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

グランクリュ

似て非なる「シャンパーニュ」と「ブルゴーニュ」の格付け。ともにグランクリュ(特級)とプルミエクリュ(一級)が存在しますが、決定的に異なる点がひとつ。それは格付けされている対象が、「村」か「畑」というちがい。グランクリュ・シャンパーニュは特…

オールド・ヴィンテージの魅力

「生産者」「収穫年」「畑」。まったくおなじワインでも、ボトルごとに味の〝個体差〟が大きいのがオールド・ヴィンテージ。その理由は、天然コルクの材質や、保存期間中の温度、湿度、振動、光といったあらゆる要素が熟成に関与しているため。たとえ微差で…

ネーミングこそブランディング

五千をこえる生産者が、しのぎを削るシャンパーニュ界。そのレッドオーシャンで独自性をアピールし、ほかとの差別化をはかるのは至難の業。そこで大切となるのが、ネーミングです。メゾンの顔であるスタンダードNVのネーミングこそ、ブランディングにおける…

「原則」と「例外」

ぶどうの収穫域が狭く限定されるほど、より高品質なワインといえます。これがワイン界の原則。ラベルに記された生産地、「アペラシオン○○コントローレ(通称AOC○○)」がその指標のひとつです。たとえば、「アペラシオン〝村名〟コントローレ」と「アペラシオ…

〝たこシャン〟には、ムニエ主体のシャンパーニュ

旨味に〝苦味〟が加わると、味の奥ゆきがぐっと増し、立体感のあるおいしさに進化します。カレーの隠し味としてビターチョコレートをいれると、コクが格段と深まるように。この効果は、料理とシャンパーニュのマリアージュにおいても例外ではありません。 「…

「クリュギスト」にこそ飲んでほしいシャンパーニュ

友人主催のワイン会。ブラインドテイスティングで、わたしを含め、おおくのソムリエが「クリュッグ」とまちがえたシャンパーニュ。それが《アルロー/プルミエクリュ・グランキュヴェ》。 酷似するのは、強烈なアーモンド・キャラメリゼ香に、底知れぬ力づよ…