鴨のコンフィをつくる際、わたしはカナール(雄)ではなく、キャネット(小鴨の雌)派。臭みがすくなく、身質がやわらかで、やさしいテイストだからです。
コンフィ・ド・キャネットには、カベルネソーヴィニヨンとメルローが半分ずつブレンドされた《オー・メドック・ド・ジスクール》がよく合います。
パリッと芳ばしい皮目に染み込んだ塩味がカベルネソーヴィニヨンの厚みあるタンニン(渋み)と絡み合い、鴨のコクをより引き立ててくれます。
一方、中に閉じ込められたもも肉の旨味は、メルロー特有のなめらかな果実味によって、よりジューシーさがアップするのです。
カベルネソーヴニヨンとメルローの50:50の配分により、力強さとなめらさを合わせもつ《オー・メドック・ド・ジスクール》。外はカリッと中はしっとりの鴨のコンフィとの相性は抜群です🍷😋