未知なるマリアージュの世界へようこそ!

私の超オススメワインをご紹介します🥂🍷✨

ソーセージの歴史

ソーセージは、古代から現代に至るまで、世界中の食文化に深く根ざしています。その起源は古代文明にさかのぼり、古代エジプトギリシャ、ローマでは、動物の腸を使って肉やスパイスを詰めたソーセージがつくられ、冬の保存食としても重宝されていました。中世になると、ドイツではブラートヴルスト、イタリアではサルシッチャなど、国や地域によって多様な肉や香辛料を使った地域特有のレシピも誕生しています。

味わいと香りが濃厚なフレンチスタイルの自家製ソーセージには、繊細で口当たりの滑らかなフランス産よりも、豊かな果実味が際立つカリフォルニアの赤ワインの方がよく合います。そこでフランス各地のソーセージ、アンドゥイエット、ソシソン、ブードゥンに合わせたのは、メルロー主体のヴィンテージ1998。米国禁酒法が解禁された1933年にナパ・ヴァレーに誕生した最初のワイナリー「メリーヴェール」が手掛ける逸品です。四半世紀の時を超え、こなれた丸みのある熟成感が、ソーセージの濃厚な味わいを引き立て、なんとも絶妙な味覚の調和を生み出します。

現代では、ソーセージは世界中で愛されている加工食品です。朝食の一部として、バーベキューやピクニックのメインディッシュとして、また、ファーストフードや高級レストランのメニューにも登場します。長い歴史を通じてソーセージが愛され続けるのは、ワインと同様、世界中の異なる文化や伝統を映し出すその多様性にあるのでしょうね✨
f:id:hrm628:20231229230238j:image