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トレーサビリティに本気で向き合うメゾン

トレーサビリティとは、商品の生産から消費までの過程を追跡することを意味します。近年では安心・安全意識の高まりから、自動車や電子部品だけでなく、医療や食品まで幅広い分野に広がっています。

 


トレーサビリティの推進に最も近いシャンパーニュ・メゾンといえば、「テルモン」。ギフトボックスの廃止、再生ガラスのボトル使用、再生エネルギーおよびバイオマス燃料の100%実現、オーガニック栽培への取り組みなど、ESGを地で行くシャンパーニュ・メゾンです。

 


いうまでもなくESGとは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス)の頭文字を取った言葉であり、 目先の利益や評価だけではなく、環境や社会への配慮、健全な管理体制の構築などによって持続可能な発展を目指す稀有なメゾンとして有名です。

 


伝統的にシャンパーニュのエチケット(ラベル)に記載される情報は、生産者名や生産業態、シャンパーニュの種類、残糖度などですが、「テルモン」は他とは一線を画しています。デゴルジュマン(〝澱抜き〟した年)やセパージュ(ぶどう品種の組み合わせ)、ドザージュ(糖分添加量)、製法、メゾンのマニフェストまで、消費者目線に立った情報開示を行うメゾンはほぼ存在しないといっていいでしょう。

 


伝統とは革新の連続。これまでのエチケットの記載情報が「常識」と考えるのではなく、より透明性を求める消費者の声に応えるカタチで、いまもなお「テルモン」は進化し続けています。こだわりの栽培方法や倫理観、持続可能性に関する取り組みなどオープンに情報開示し、各ボトルのシリアル番号を通じて、トレーサビリティに本気で取り組む「テルモン」のような生産者が今後どんどんあらわれることを切に願っています🥂✨

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