未知なるマリアージュの世界へようこそ!

私の超オススメワインをご紹介します🥂🍷✨

優秀なソムリエとは

先日おとずれたレストラン。めずらしく、まだ若い《コルトン・シャルルマーニュ》をオーダー。すると、20代のソムリエールからふたつの提案が。ひとつめは“温度”。コルトン・シャルルマーニュはコート・ド・ボーヌのなかでもとりわけ酸がきわだつグランクリュ。クーラーにはいれず、室温で楽しまれてはどうか、と。ふたつめは“グラス”。ボウルの大きなブルゴーニュグラスで香りを十分に引き出し、ほんじつの魚料理にあわせてほしい、とのこと。

 

提案どおりにサーヴされたコルトン・シャルルマーニュは、ハチミツの甘香とハナミズキを彷彿とさせる薫りだかいフロール香。さらにまろやかな酸とふくよかな果実味がみごとに融合しています。ふっくらポワレされた金目鯛の旨味とコク、バターとブイヨンのゆたかな香りにきれいに重なり合うからおどろきです。

 

ひとえに、顧客の期待を超えるサービスを提供できるかどうか。わたしにとっての、優秀なソムリエの定義です。そんな優秀なソムリエとの出会いは、ワインの楽しみ方をさらにひろげてくれそうです✨

 

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