鮨といえば、日本を代表する食文化のひとつであり、世界中に多くのファンをもつ料理です。なかでもシャンパーニュは、鮨との相性が非常によいお酒として知られています。
鮨は酢飯によって味が調整されています。この酸味こそが、シャンパーニュとの相性がよい理由のひとつです。シャンパーニュ独特の酸味が、鮨の調味料と絶妙なバランスを生み出し、口のなかで調和します。鮨ダネがシンプルであるため、シャンパーニュの繊細な味わいや香りをより引き立てることも相性がよい理由です。
口にふくんだ瞬間、酸味のバランスのよさが際立っているのが「ジョセフ・ペリエ」シリーズです。「キュヴェ・ロワイヤル」なら、どの鮨ダネもおいしくいただけます。一方「ブラン・ド・ブラン」の方は、グリーンミントなどのハーブ系のさわやかでシャープな酸味がより強く感じられるため、コハダやアジ、イワシ、サンマなどの青魚酢との相性は抜群です。
互いを高めあい、新たな味わいを生みだす「鮨シャン」の世界。鮨とシャンパーニュの組み合わせは、わたしにとってとても興味深い研究対象です🥂✨
