未知なるマリアージュの世界へようこそ!

私の超オススメワインをご紹介します🥂🍷✨

「特上」にはヴィンテージ

うな重や鮨の盛り合わせにある、「並」「上」「特上」。なにが異なるのでしょうか。一般的には、うな重は鰻の量、鮨はタネの種類・品質・稀少性などが異なります。たとえば「並折」には玉子や赤身、「特上折」には数の子や大トロなどが握られます。うな重と鮨両者に共通して言えるのは、体感的な〝旨味のつよさ〟が、並<上<特上であるということ。

 

きょうは盛り合わせを鮨を、お気に入りのRM、《クリスチャン・エティエンヌ》とともに愉しみます。スタンダードの《ブリュット・キュヴェ・トラディシオンNV》はりんごのような、おだやかな酸とやさしい果実味。まろやかな「いか」の甘みと、とてもよく調和します。一方、レモンなどの柑橘類を連想させる《エクストラブリュット・ミレジメ2010》。ゆたなか酵母の風味が厚みとコクをもたらし、濃厚なウニの旨みがさらに助長されるかのよう。

 

毎年、味の均質化のため、複数年のワインをブレンドしてつくるNV。対して、秀作年にのみ、その年のぶどうだけを使ってつくるヴィンテージ・シャンパーニュ。とりわけ高品質なぶどうが使用されるため、総じて旨味のつよい味わい。特上料理とヴィンテージ・シャンパーニュ。旨味のつよいもの同士がおりなす〝極上〟マリアージュをぜひ、お試しくださいね🥂✨

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