餃子にはビール。とくに、お気に入りのエールビールでいただく餃子は最高に美味。「エールビール」とは上面発酵という方法でつくられたビール。苦みと芳醇なコクが特徴です。海外ではめずらしくありませんが、日本では下面発酵でつくられる「ラガービール」が大半をしめます。こちらはさっぱりとした、のど越しの良さが魅力。
キャベツの甘み、豚肉のコク、パンチあるニンニクの香り。「これぞ餃子」と言わんばかりの力づよい旨味が口いっぱいに広がります。そして、それをさらに昇華させるのがエールビール。濃厚な肉の旨味がビールのコクで増幅し、さらにパクチーとオレンジの風味でじつに爽やかな余韻を楽しませてくれるのです。
もうすこしあっさりした方が好み、という方には「水餃子とシャンパーニュ」をご提案。焼き油を使わない分、軽いテイストに仕上がる水餃子。もっちりとした皮とスープのように流れでる肉汁が食欲をそそります。ピーロート＆マーテルの《P.M.》など黒ぶどう主体のコク旨系シャンパーニュであれば、餡と皮に調和し、エレガントな酸であと味もしつこさを感じさせません。
餃子にはビール、水餃子にはシャンパーニュ。わたしにはとっては甲乙つけがたい、組み合わせです🍺🥂✨
