未知なるマリアージュの世界へようこそ!

私の超オススメワインをご紹介します🥂🍷✨

ブラック・テイスティング

ブルゴーニュ」「ヴォーヌ・ロマネ」「ロマネ・コンティ」は、いずれもワインの名。それぞれ「地方名」「村名」「畑名」に該当。ワインの原料となるぶどうがどの場所で収穫されたかをあらわしています。

 

価格は、地方名<村名<畑名とたかくなるのが一般的。しかし、必ずしも高価なワインほど〝よりよい〟とは限りません。今回抜栓した《トロボー》のように、たとえ地方名でも、すばらしいワインはいくらでもあるからです。ガーネットのように光りかがやく《ブルゴーニュ2017》。クランベリーのコンフィチュールを想わせる甘い芳香に、ジビエのような獣香までもが渦巻きます。味わいは、果汁が滴りそうなほどジューシーかつシルキー。すこしパンチのある「牛すじナムル」と抜群の相性です。

ワインは経験知をつむほど、価格=品質という先入観をいだきがち。そんなバイアスを払拭するには、“ブラック・テイスティング”です。ブラック・テイスティングとは、中身のみえない漆黒のグラスでテイスティングを行うこと。
 

かくゆう私もよなよな知人が経営するワインバーにかよい、ブラック・テイスティングにチャレンジしています。ヴィンテージや造り手だけでなく、産地や品種などいっさいの情報が知らされない状況で“視覚”さえもさえぎり、「味覚」と「嗅覚」だけでワインと対峙。先入観や思い込みを捨て去る、わたしのお気に入りのトレーニング方法です。

f:id:hrm628:20230125041656j:image