未知なるマリアージュの世界へようこそ!

私の超オススメワインをご紹介します🥂🍷✨

なぜ、生ハムにフルーツが合うのか

生ハムは、伝統的な製法と長時間の熟成を経て、独特の塩気と風味を持つ逸品です。この繊細な風味と食感は、不思議なことに、どんなフルーツをあわせても相性がよくなります。では、なぜ生ハムとフルーツは相性がよいのでしょうか。

それは、「フレーバーシナジー」にこたえがあります。フレーバーとは、グラスから嗅ぎ取る香りではなく、ワインを口に含んだときに感じる香りを指します。フレーバーシナジーとは、複数の食材の相乗効果によって、口の中の香りに新しい変化が生まれたり、おいしさが一段と向上することです。

生ハムの塩気は、フルーツの甘さや酸味との対比として、舌のうえで見事なバランスを生みだします。たとえば、イチジクの滑らかな甘さやリンゴの酸味は、生ハムの濃厚さを引き立て、それぞれの風味を際立たせます。また、桃やメロンの果汁が生ハムの質感にみずみずしさを与えてくれます。

この生ハムに合わせるべきは、やはりシャンパーニュ。できれば、コクや深みがしっかり感じられる黒ぶどう主体のものを。「オートレオー・ド・シャンピヨン ルアレ・デボルド・ブリュット」なら、クリーミーな泡立ちと豊かでコクのあるふくよかな味わいが、生ハムとフルーツのペアリングをいっそう際立たせます。シャンパーニュの繊細な酸味とフルーツの甘み、そして生ハムの塩気は、まさにマリアージュの頂点を極める組み合わせといえるでしょう。

生ハムとフルーツ、そしてシャンパーニュの組み合わせもまた、フレーバーシナジーが期待できます。それは、わたしたちが食の多様性と可能性を心から楽しむ方法を教示してくれているようです🥂✨ 

f:id:hrm628:20231014162235j:image