未知なるマリアージュの世界へようこそ!

私の超オススメワインをご紹介します🥂🍷✨

松阪牛の「トウガラシ」

「ザブトン」や「シンシン」など、ユニークな名でよばれる牛の稀少部位。わたしの好きな松阪牛「トウガラシ」もそのひとつです。一頭から二キロほどしかとれない赤身肉で、唐辛子のような三角形をしているのが名の由来。運動量の豊富な腕にちかい部位のため、弾力ある身質で中心部には細かなサシ。噛みしめるたびに内側から肉の旨味が溢れます。

 

そんな松阪牛トウガラシには《2004年ジュヴレ・シャンベルタン》がおすすめ。2004年は他のヴィンテージにはない、独特の青みが特徴です。これがエキゾチックなスパイスのようで、あふれでる松阪牛の上品な肉汁をひきたてます。今回は1268年創業の《ラウル・クラージェ》。はじめてワインを瓶詰めしたことでも知られる、歴史あるネゴシアン・エルヴールです。

 

おなじ牛でも部位がちがえば食感や味わいは大きく異なるもの。部位名とその特徴を知ることで、ワインとの楽しみ方は格段と広がります🍷🐃✨

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