グランピングといえば、バーベキュー。「グラマラス(豪華な)+キャンピング」という名のごとく、分厚いステーキを楽しみたい。じっくり火を入れ、ジューシーに焼きあげた厚切りステーキは、このうえなく贅沢なバーベキューを演出してくれます。
ただひとつ懸念するのが、焼き加減。厚みがあるため、焦がさず中まで火を通すのが困難です。かといって、確認のため途中でナイフを入れてしまっては、とじこめていた旨味が逃げてしまい、だいなし。そこでおすすめなのが「アルミホイル」。中火でじっくり焼き上げ、表面から肉汁がでなくなったらアルミホイルに15分包んで完成。
うまく焼けた厚切りヒレステーキは、表面部分は炭火焼きならではの力づよさ。それでいて、内部はしっとりやさしく、上品な旨味があふれます。ボルドー第二級《グリュオ・ラローズ1985》と相性抜群。「王のワイン、ワインの王」と称される威厳ある味わいと、経年37年ならではの丸みとおだやかさを兼備。ステーキとワインが“呼応”するかのごとく、調和します。
余熱で中まで火を通す「アルミホイル」。ことしの冬のグランピングに、ぜひご活用くださいね🏕✨