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実質と本質の探求

モノゴトには、すべて「実質」と「本質」という二つの側面をもちあわせています。「実質」とは、事実上の状況のことであり、一方「本質」とは、根本的な性質を意味します。これらの違いを区別することは、モノゴトの本質を真に把握し、より豊かな知識と理解を深めることにつながります。

たとえば、職場で「あの人の役職は専務だが、『実質的』には会社のトップといえる。しかし『本質的』には、トップの器というよりも、職人の親方に近い」という場合、役職の表層的な側面(実質)と、その人の深い特性や能力(本質)とのギャップがあきらかになります。この理解は、職場での人間関係を築く際に、だれにどのように接すべきかを判断する手がかりとなる可能性があります。

ワインの世界では、「『実質的』にシャンパーニュはスパークリングワインの一種だが、『本質的』には他の発泡性ワインと異なり唯一無二の存在である」といわれます。シャンパーニュの独特な製法、テロワール、長い歴史は、その「本質」を形成します。この理解は、ワインを選ぶ際に、美味しさだけでなく、その背景にある文化や歴史を味わうことにつながります。

焼肉店でも、「牛タンは、『実質的』には前菜の位置づけだが、『本質的』には、主役を張るほど栄養価の高い部位である」というとらえ方ができます。これは、コース上の位置づけ(実質)と、栄養学的価値(本質)の間の隔たりを示しています。この観点から食事を楽しむことで、見た目以上の満足感や健康への配慮を実現できるのです。

このように、「実質」と「本質」を区別することで、見た目の先にある深い意味や価値を見つけ出すことができます。モノゴトの真の価値や意義をより深く理解し、より豊かな感性を身につけるためにも、わたしは日常生活のなかでこれらの違いを意識するようにしています。

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