未知なるマリアージュの世界へようこそ!

私の超オススメワインをご紹介します🥂🍷✨

2023-01-01から1年間の記事一覧

無味の味

ふぐの刺身に、ねぎ、もみじおろしを添え、ピノ・ムニエ主体のシャンパーニュと食すのは至福のひととき。ピノ・ムニエならではの苦み、香ばしさがアクセントとなるからです。《シャルル・ヴェルシ/キュヴェ・ド・レゼルヴ》はそれを叶えてくれます。 そんな…

ひそかな夢

健康的に暮らすには、バランスよく5つの栄養素を摂取することが大切です。5つの栄養素とは、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル。これらすべてが含まれた料理を、“完全食”といいます。 わたしがほぼ完全食と思い食しているのが「餃子」。皮、…

伝統の逸品

シャンパーニュメゾン「キャティア」。1625年から13代つづく、一家相伝の老舗メゾンです。そのキャティアがてがけるプレティージュ専門のブランド、《アルマン・ド・ブリニャック》。2006年にファースト・ヴィンテージをリリースし、2010年には著名な品評会…

価値観の押しつけは「ハラスメント行為」

自分の価値観を押しつけるおじさま。女性にもてない典型的な男性です。ワインの薀蓄たれに、多くみられます。きっと、自分こそ正しく、自分こそ正義で、間違いを指摘してあげなくてはとの思いやりなのでしょうね。 「80年代のドンペリは、フルートグラスで…

白身の利き鮨

最近はまっているのが、白身の“利き鮨”。白身を目隠しで含味し、鮨ダネをいいあてるというもの。ウニやマグロなど濃厚なタネはたやすくも、白身となると難易度が一気にあがります。 タイやひらめなどの白身は一般的に、「淡泊な味」とひとくくりにされがち。…

“ハイテク”でひろがる、牛タンの楽しみ方

焼き肉にはかかせない、牛タン。わたしの楽しみ方は厚さ1mmの「極薄」スライス。まるで“生ハム”のような薄さです。 それを可能にしたのが、“ハイテク”ロースター。ハイテクロースターは、網の内部に水がとおっているのが特徴です。それゆえ、網の内部は100度…

ブラック・テイスティング

「ブルゴーニュ」「ヴォーヌ・ロマネ」「ロマネ・コンティ」は、いずれもワインの名。それぞれ「地方名」「村名」「畑名」に該当。ワインの原料となるぶどうがどの場所で収穫されたかをあらわしています。 価格は、地方名<村名<畑名とたかくなるのが一般的…

常識を疑うことでしか、イノベーションはうまれない

炙りの定番、トロとサーモン。炙るとあぶらがとろけて、いっそう美味にいただけます。「炙り」にもちいるタネは、身が厚く、脂がよくのった成魚が一般的。ところが、わたしが知る鮨屋のなかで今夜のなじみ店のみ、“コハダ”を炙り鮨として供します。脂のりは…

ヘルシー志向

「グラスフェッド・ビーフ」は、牧草のみでそだった牛。対して、「ホワイトフェッド・ヴィール」。生まれて乳のみしか摂取していない乳飲み仔牛のことです。〝ヴィール〟とは、生後およそ8ヶ月までの仔牛を意味します。 国内で流通している仔牛肉の多くは〝…

余すことなく食べ尽くす

北京料理を代表する「全鴨席(チェエアンヤーシー)」をご存知でしょうか。全鴨席とは、北京ダックを一羽丸ごとつかったフルコースのこと。皮はポーピン(薄餅)でつつみ、身は炒め物、内臓は唐揚げ、水かきは塩茹、骨はスープとして、ムダなく食べ尽くすこ…

グラスにそそがれるワインの“音色”

トォクトォクトォクトォク…。ワインの魅力は、けっして香りや味だけではありません。グラスにそそがれるワインの“音色”。このうえない贅沢感と心地よさをおぼえます。 こんやは《ミッシェル・グロ/ブルゴーニュ・コートドール2019》。その音色は、マリンバ…